【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説　　酵素に関する記述である

今日は人体の解説をしていこうと思います❕

では、早速問題を見ていきましょう❕

酵素に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

(1)アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。

(2)酵素たんぱく質のリン酸化は、酵素活性を調節する。

(3)律速酵素は、他の酵素の活性を調節する酵素である。

(4)リパーゼは、脂肪酸を分解する。

(5)プロテインホスファターゼは、グリコーゲンを分解する。

どこが間違っているか見ていきましょう❕

(1)アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。

正しくは→もたない

解説

アポ酵素とは

・酵素活性をもたないタンパク質の事

(2)酵素たんぱく質のリン酸化は、酵素活性を調節する。〇

解説

・化学反応を触媒する

・カテプシン、ヘキソキナーゼ、トリプシンなど

(3)律速酵素は、他の酵素の活性を調節する酵素である。

正しくは→ある代謝酵素において最も遅い反応を触媒する酵素

解説

・一連の代謝反応を調節する酵素

・一連の代謝反応に従事する酵素の中で、最も反応速度が遅い

・反応速度が速くなると他の反応全体も早く進む

(4)リパーゼは、脂肪酸を分解する。

正しくは→トリグリセリド

解説

リパーゼとは

・中性脂肪を加水分解して脂肪酸とグリセリンにする酵素

(5)プロテインホスファターゼは、グリコーゲンを分解する。

正しくは→合成

解答(2)

👇酵素に関する問題はこちらでも解説しています❕👇

解説はここまでにしたいと思います。

分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔

今日は第35回の人体の解説をしました❕

では、次回の記事でお会いしましょう❕

以上、Ayamamaでした👋

管理栄養士のテキトー日記