こんにちは。Ayamamaです!
前回の記事の続きです!
腎臓に作用するホルモンについて
- 抗利尿ホルモンとも言われている
- 視床下部で生成され、神経分泌によって下垂体後葉から分泌される
- 血液を介して腎臓に達し、遠位尿細管や集合管で水の再吸収を促進する(第36回の32番に出題)
アルドステロン
- 尿細管におけるナトリウムの再吸収を促進させる
- カリウムの排泄を促進させる(第36回の32番に出題)
- 体液量を調節し、血圧を上昇させる
問題
腎臓に作用するホルモンに関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) バソプレシンは、水の再吸収を抑制する。
(2) カルシトニンは、カルシウムの再吸収を促進する。
(3) 副甲状腺ホルモン(PTH)は、カルシウムの再吸収を促進する。
(4) 心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は、ナトリウムの再吸収を促進する。
(5) アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する。
解答(3)
バセドウ病・橋本病などについて
- 甲状腺ホルモンの分泌過剰によって基礎代謝が更新する自己免疫異常によって、特有の症状を示す内分泌疾患
- 症状としては、甲状腺腫・眼球突出・頻脈・基礎代謝が高まることにより食欲は亢進するが体重は低下する・糖代謝が高まり肝グリコーゲン量は低下する・手指振戦・発汗過多・腹痛がある
- 甲状腺の機能が亢進しているため甲状腺ホルモンは上昇するが、フィードバッグにより血清甲状腺刺激ホルモンは低下する
橋本病
クッシング症候群
- 症状としては、中心性肥満・骨粗鬆症・内分泌性高血圧・糖尿病・筋力低下がある
問題
内分泌疾患と血液検査所見の組合せである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) バセドウ病ー甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体抗体の 陽性
(2) 橋本病ーLDL コレステロール値の低下
(3) 原発性アルドステロン症ーレニン値の上昇
(4) クッシング症候群ーカリウム値の上昇
(5) 褐色細胞腫ーカテコールアミン値の低下
解答(1)
自己免疫疾患について
関節リウマチ
- 自己の免疫グロブリンに対する抗体が作られて、関節の炎症を起こす疾患
シェーグレン症候群
- 涙腺の涙分泌や唾液腺の唾液分泌を障害する疾患
- 40〜60歳の中年女性に好発する
強皮症
- 全身の皮膚に硬化を来し、食道壁の硬化による嚥下障害や食道蠕動の低下起こす
全身性エリテマトーデス
- 蝶形紅斑や日光過敏症などの皮膚粘膜症状のほか、腎臓ではループス腎炎がみられる
- 20〜30歳代の女性に多い
問題
自己免疫疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 全身性エリテマトーデスは、男性に多い。
(2) 全身性エリテマトーデスは、日光浴で寛解する。
(3) 1 型糖尿病では、インスリン分泌が亢進する。
(4) 強皮症では、レイノー現象がみられる。
(5) シェーグレン症候群では、唾液分泌が増加する。
解答(4)
以上で、人体のまとめは終わりです!!!
第36回を解いた方はどのくらい点数取れたんでしょうか?
私は、久しぶりに解いてみて合格点の120点取るとか程遠いなーなんて思ってしまいました💦
まーこんな私でも国家試験は合格できたので皆さんも大丈夫👍笑
学生の皆さん頑張ってください‼︎
ではまたー👋