こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(基礎栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
問題
栄養の定義、栄養と健康・疾患に関するきじゅつである。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)栄養とは、生物が生命を維持するために摂取すべき物質のことをいう。
(2)栄養素には、生体内において他の栄養素に変換されるものがある。
(3)欠乏症は、潜在的な欠乏状態を経て生じる。
(4)エネルギーの過剰摂取は、マラスムスを誘発する。
(5)飽和脂肪酸の過剰摂取は、環境器疾患のリスクを下げる。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)栄養とは、生物が生命を維持するために摂取すべき物質のことをいう。
正しくは→生物が生命を維持するために摂取すべき物質を体内に取り入れること
解説
栄養とは、生物が生存に必要な物質を摂取し生命を維持する営みです。
(2)栄養素には、生体内において他の栄養素に変換されるものがある。〇
解説
栄養素は、生命を維持し生活活動を営むために摂取すべき物質であり、食品中に含まれている成分の総称ではなく、摂取した栄養素は生体内で蓄積されたり、他の栄養素に転換されたりする 事があります。
(3)欠乏症は、潜在的な欠乏状態を経て生じる。〇
(4)エネルギーの過剰摂取は、マラスムスを誘発する。
正しくは→欠乏
解説
マラスムス:餓死や神経性食欲不振症で多くみられる栄養性るいそうで、たんぱく質もエネルギーも不足している状態であり、体重減少、皮下脂肪の喪失、筋委縮が特徴である。
(5)飽和脂肪酸の過剰摂取は、環境器疾患のリスクを下げる。
正しくは→高める
解説
解答(2)(3)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
では、次回の記事でお会いしましょう👋
以上、Ayamamaでした❕