【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 迷走神経に関する記述である
今日は、人体の解説をしたいと思います❕
では、早速問題を見て行きましょう❕
迷走神経に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)脊髄神経である。
(2)副交感神経線維を含む。
(3)興奮により、胃酸分泌が抑制される。
(4)興奮により、心拍数が増加する。
(5)興奮により、胆嚢が弛緩する。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)脊髄神経である。
正しくは→脳神経
(2)副交感神経線維を含む。〇
(3)興奮により、胃酸分泌が抑制される。
正しくは→促進
(4)興奮により、心拍数が増加する。
正しくは→低下
(5)興奮により、胆嚢が弛緩する。
正しくは→収縮
解説
迷走神経とは
感覚神経・運動神経の一つである。延髄から出ており、嚥下運動や声帯の運動、耳介後方の感覚などに関係する。脳神経でありながら、体内で多数枝分れして複雑な経路をとり、胸腔内から腹腔内にまで広く分布している。
迷走神経は、内臓(胃、小腸、大腸や心臓、血管など)に多く分布し、体内の環境をコントロールしている。刺激すると徐脈、咳、嘔吐などを生じる。強い痛みや精神的ショックなどが原因で、迷走神経が過剰に反応すると、心拍数や血圧の低下、失神などを引き起こす(迷走神経反射)。
・12ある脳神経の1つ
・運動と知覚、副交感神経の混合したもの
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解答(2)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は第35回の人体の解説をしました❕
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋