【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 神経疾患に関する記述である
今日は人体の解説をしていきます❕
では、早速問題を見て行きましょう❕
神経疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)パーキンソン病では、筋緊張低下がみられる。
(2)レビー小体型認知症は、ウイルス感染により起こる。
(3)脳血管性認知症では、感情失禁がみられる。
(4)アルツハイマー病では、症状が階段状に進行する。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)パーキンソン病では、筋緊張低下がみられる。
正しくは→筋緊張亢進
解説
パーキンソン病とは
・中脳にある黒質という部分の働きが何らかの原因で悪くなると、脳内のドーパミンが欠乏し、体の運動を円滑に行う事が出来なくなる
・手足や顔、全身の筋肉の硬直、嚥下障害が起こる
・認知症の原因にもなる
(2)レビー小体型認知症は、ウイルス感染により起こる。
正しくは→脳にレビー小体がたまることにより起こる
(3)脳血管性認知症では、感情失禁がみられる。〇
解説
脳血管性認知症とは
・脳血管障害に起因した認知症の総称
・前頭葉で起こる脳出血、脳梗塞などの脳血管障害が成因となり、脳組織の壊死がみられる
・症状は、年相応以上の物忘れ、情動(感情)失禁
・計算力、人格、一般常識、病識などは比較的保たれているまだら認知症といえる
(4)アルツハイマー病では、症状が階段状に進行する。
正しくは→脳血管性認知症
解説
(3)の解説と同様
正しくは→脳血管性認知症
解説
(3)の解説と同様
アルツハイマー病とは
・脳が著しく萎縮していて、海馬やけつ前部や頭頂葉で異常がみられる疾患
・原因は不明
・いつとはなく記憶障害(物忘れ)が始まり、進行すると失語、失行、失認(認識障害)、夜間の徘徊、失禁などが起こる
👇人体の解説が分かりやすいです👇
解答(3)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は第34回の人体の解説をしました❕
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋