第32回管理栄養士国家試験 神経系に関する記述である(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
問題
神経系に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)神経管の閉鎖には、要さんが必要である。
(2)脳神経は、中枢神経系に属する。
(3)中脳は、橋と脊髄の間にある。
(4)体温調節中枢は、延髄にある。
(5)摂食中枢は、視床にある。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)神経管の閉鎖には、葉酸が必要である。〇
解説
葉酸の摂取不足は神経管閉鎖障害のうち、特に二分脊椎症の発生頻度を高めます。
(2)脳神経は、中枢神経系に属する。
正しくは→末梢神経系
解説
末梢神経系:脳神経、脊髄神経が属する
中枢神経系:脳、脊髄が属する
(3)中脳は、橋と脊髄の間にある。
正しくは→橋と大脳の間
解説
橋と脊髄の間にあるのは、延髄です。
(4)体温調節中枢は、延髄にある。
正しくは→視床下部
(5)摂食中枢は、視床にある。
正しくは→視床下部
解答(1)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
葉酸不足は二分脊椎症の発生頻度が高まるため、妊婦及び妊娠の可能性がある女性には葉酸の積極的な摂取が勧められており、食事からの摂取で推奨量、付加量を満たされない場合は、栄養機能食品による葉酸摂取が望ましいとされています❕私も妊娠中には葉酸サプリを摂取していました。
では、次回の記事でお会いしましょう👋
以上、Ayamamaでした❕