第32回 環境温度と身体機能の変化に関する記述である
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(応用栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
環境温度と身体機能の変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)低温環境では、ふるえ熱産生が起こる。
(2)低温環境では、アドレナリンの分泌が減少する。
(3)高温環境では、熱産生が増加する。
(4)高温環境では、皮膚血管が収縮する。
(5)夏季は、冬季に比べ基礎代謝量が増加する。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)低温環境では、ふるえ熱産生が起こる。〇
解説
低温環境とは
・寒冷環境下では体温の低下を防ぐために、基礎体温代謝量が増加し、エネルギー消費が増大する
・交感神経が高まり、副腎随質からアドレナリンが分泌される
・皮膚血管が収縮し熱の放射を抑制する事で体温を維持する
・基礎代謝量が増加するため、高エネルギー食でエネルギー摂取量を増加させる
・ふるえ熱産生が起こる
(2)低温環境では、アドレナリンの分泌が減少する。
正しくは→増加
解説
(1)の解説と同様
(3)高温環境では、熱産生が増加する。
正しくは→低下
解説
高温環境とは
・体温の上昇を抑制するために著しい発汗を伴う
・熱産生が低下する
・発汗により体内の塩分が失われ、低ナトリウム血症となる
・発汗する事で水分や電解質の喪失が起こるため、水分と電解質を補給する必要がある
(4)高温環境では、皮膚血管が収縮する。
正しくは→低温環境
解説
(1)の解説と同様
(5)夏季は、冬季に比べ基礎代謝量が増加する。
正しくは→低下
解説
・基礎代謝量は、寒い環境下では高く、暖かい環境下では低くなる
👇一緒に解きたい問題👇
解答(1)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋