【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 個体の恒常性(ホメオスタシス)に関する記述である
今日は人体の解説をしていきたいと思います❕
では、早速問題を見ていきましょう❕
個体の恒常性(ホメオスタシス)に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1)体の水分は、全体重の30%になるように保たれる。
(2)動脈血のpHは、7.0になるように保たれる。
(3)交感神経と心筋の間の神経伝達物質は、アセチルコリンである。
(4)コルチゾールが副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)の分泌を抑制するのは、負のフィードバック機構による。
(5)体温の日内変動では、早朝が最も高い。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)体の水分は、全体重の30%になるように保たれる。
正しくは→約60%
解説
・身体の約60%は水分
・細胞内液が約3分の2、細胞外液が約3分の1を占めている
・体液の浸透圧は0.9%の食塩水の浸透圧と等しい
(2)動脈血のpHは、7.0になるように保たれる。
正しくは→7.4
解説
細胞外液のpHは7.4前後の狭い範囲に維持されている
(3)交感神経と心筋の間の神経伝達物質は、アセチルコリンである。
解説
心筋とは
・ミオシンとアクチンの規則的な並びがある
・交感神経から遊離されるノルアドレナリンの作用で、心拍数の増加、心収縮の増大が起こる
・副交感神経から遊離されるアセチルコリンの作用で、心拍数、心収縮が減少する
・自律神経の支配を受けている
(4)コルチゾールが副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)の分泌を抑制するのは、負のフィードバック機構による。〇
(5)体温の日内変動では、早朝が最も高い。
正しくは→日中
解説
体温は早朝が1番低く、夕方に最も高くなります。
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解答(4)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は第35回の人体の解説をしました❕
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋
👇人体の解説が分かりやすいのでチェックしてみて下さい👇