【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 症候に関する記述である
今日は人体の解説をしていきたいと思います❕
では、早速問題を見ていきましょう❕
症候に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1)浮腫は、血漿膠質浸透圧の上昇により出現する。
(2)鮮血便は、上部消化管からの出血により出現する。
(3)腹水は、右心不全により出現する。
(4)吐血は、呼吸器からの出血である。
(5)JSC(Japan Come Scale)は、認知機能の指標である。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)浮腫は、血漿膠質浸透圧の上昇により出現する。
正しくは→低下
解説
・血液中のタンパク質が不足すると水分を血管内に引き留めておく力が低下(血漿膠質浸透圧の低下)し、血管外に水分が移動し浮腫となる。
👇こちにも浮腫に関する問題が出題されていました👇
(2)鮮血便は、上部消化管からの出血により出現する。
正しくは→下部消化管
解説
・上部消化管の出血により出現するのは、タール便(黒色便)
(3)腹水は、右心不全により出現する。〇
解説
右心不全とは
・右心房、右心室が十分な拍出量を保てない病態
・循環の不良を反映した症状を来す
・頸静脈怒張、全身の浮腫、肺腫大、腹水、うっ血性肝硬変が出現する
(4)吐血は、呼吸器からの出血である。
正しくは→消化管
解説
・呼吸器からの出血は、喀血
(5)JSC(Japan Come Scale)は、認知機能の指標である。
正しくは→意識障害
解答(3)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は第34回の人体の解説をしました❕
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋
👇人体の解説が分かりやすいのでチェックしてみて下さい👇