第32回管理栄養士国家試験 日本食品標準成分表2015年版(七訂)に関する記述である(食べ物と健康)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(食べ物と健康)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
問題
日本食品標準成分表2015年版(七訂)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)食品群別の収載食品数は、野菜が最も多い。
(2)食品の検索を容易にするため、新たに索引番号が設けられた。
(3)炭水化物の成分値には、食の津繊維が含まれない。
(4)食塩相当量には、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムは含まれない。
(5)ビタミンCは、還元型のみの値を収載している。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)食品群別の収載食品数は、野菜が最も多い。
正しくは→魚介類
解説
魚介類が1番多く、次いで野菜類となっています。
魚介類:419
野菜類:362
(2)食品の検索を容易にするため、新たに索引番号が設けられた。〇
解説
2015年版(七訂)の食品成分表では、収載順の通し番号である索引番号の新規採用等で利便性が向上しました。
(3)炭水化物の成分値には、食物繊維が含まれない。
正しくは→含まれる
解説
炭水化物には、利用可能炭水化物、食物繊維(水溶性、不溶性、総量)が含まれています。
(4)食塩相当量には、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムは含まれない。
正しくは→含まれる
解説
食塩相当用量には、炭酸水素ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、グルタミン酸ナトリウムなどが含まれています。
(5)ビタミンCは、還元型のみの値を収載している。
正しくは→還元型、酸化型
解説
ビタミンCは、還元型と酸化型の値を収載しています。
解答(2)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日の問題は2015年版(七訂)に関する問題ですが、2020年12月に文部科学省が日本食品標準成分表2020年版(八訂)を発表しているのでそちらを確認して下さい❕
では、次回の記事でお会いしましょう👋
以上、Ayamamaでした❕