第32回管理栄養士国家試験 微生物利用食品に関する記述である(食べ物と健康)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(食べ物と健康)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
問題
微生物利用食品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)ビールは、単発酵酒である。
(2)焼酎乙類(本格焼酎)は、単式蒸留機を用いて蒸留する。
(4)ワインビネガーは、ワインを乳酸菌で発酵させる。
(5)本みりんのアルコール度数は、本直しより高い。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)ビールは、単発酵酒である。
正しくは→単行複発行式
解説
ビール(単行複発行式)とは
原材料:麦芽、ホップ
発酵微生物:酵母
製造:第1工程 大麦→麦芽糖
第2工程 麦芽糖→アルコール(ビール)
⇧上記のように2つの工程を経て進行します。
(2)焼酎乙類(本格焼酎)は、単式蒸留機を用いて蒸留する。〇
正しくは→60%以下
解説
吟醸酒の精米歩合は60%以下、大吟醸酒は50%以下、本醸造酒は70%以下となっています。
(4)ワインビネガーは、ワインを乳酸菌で発酵させる。
正しくは→酢酸菌
解説
ワインとは
原材料:ぶどうの果実
発酵微生物:酵母
製造:ぶどう→アルコール(ワイン)
(5)本みりんのアルコール度数は、本直しより高い。
正しくは→低い
解説
本みりん:約14%
本直し:約22%
解答(2)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は、アルコールの分類についてまとめておきます
・蒸留酒類(蒸留酒):連続式蒸留焼酎、単式蒸留焼酎、ウイスキー、ブランデー など
では、次回の記事でお会いしましょう👋
以上、Ayamamaでした❕