第32回管理栄養士国家試験 新生児期、乳児期の栄養に関する記述である(応用栄養学)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(応用栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
新生児期、乳児期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)頭蓋内出血予防として、ビタミンAを投与する。
(2)母乳性黄疸が出現した場合には、母親のカロテン摂取量を制限する。
(3)乳糖不耐症では、乳糖強化食品を補う。
(4)ビタミンDの欠乏により、くる病は起こる。
(5)フェニルケトン尿症でhあ、フェニルアラニンを増量したミルクを用いる。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)頭蓋内出血予防として、ビタミンAを投与する。
正しくは→ビタミンK
解説
ビタミンKの欠乏症とは
・血液凝固不良
・新生児メレナ
・突発性乳児ビタミンK欠乏(頭蓋内出血)
ビタミンAの欠乏症とは
・夜盲症
・成長障害
・角膜乾燥症
(2)母乳性黄疸が出現した場合には、母親のカロテン摂取量を制限する。
正しくは→カロテンの制限は必要なし
(3)乳糖不耐症では、乳糖強化食品を補う。
正しくは→乳糖除去食品
解説
乳糖不耐症とは
・乳糖の消化吸収不全による消化不良症
(4)ビタミンDの欠乏により、くる病は起こる。〇
解説
くる病とは
・ビタミンD欠乏による骨の石灰障害
・骨端軟骨の閉鎖以前の小児に起こる
(5)フェニルケトン尿症では、フェニルアラニンを増量したミルクを用いる。
正しくは→フェニルアラニン除去ミルク
解説
フェニルアラニン尿症とは
・フェニルアラニン水酸化酵素が欠乏し、血中のフェニルアラニンが上昇し、精神発達障害がみられる
👇こちらでもフェニルアラニン尿症についての問題が載っています👇
👇一問一答で便利なのでチェックしてみて下さい👇
解答(4)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋