第32回管理栄養士国家試験 寄生虫に関する記述である(食べ物と健康)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(食べ物と健康)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
問題
寄生虫に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)さば中のアニサキスは、食酢の作用で死滅する。
(2)回虫による寄生中症は、化学肥料の普及で増加した。
(3)日本海裂頭条虫は、ますの生食によって感染する。
(4)サルコシスティスは、ほたるいかの生食によって感染する。
(5)横川吸虫は、さわがにの生食によって感染する。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)さば中のアニサキスは、食酢の作用で死滅する。
正しくは→-20度で24時間以上の冷凍
(2)回虫による寄生中症は、化学肥料の普及で増加した。
正しくは→減少
(3)日本海裂頭条虫は、ますの生食によって感染する。〇
(4)サルコシスティスは、ほたるいかの生食によって感染する。
正しくは→馬肉
(5)横川吸虫は、さわがにの生食によって感染する。
正しくは→淡水魚
解答(3)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は食品に関係のある寄生虫についてまとめておきます❕
・トキソプラズマ:豚
・肺吸虫:淡水産かに
・肝吸虫:淡水魚(こい、うぐい など)
・横川吸虫:淡水魚(あゆ、ふな)
・無鉤条虫:牛
・有鉤条虫:豚
では、次回の記事でお会いしましょう👋
以上、Ayamamaでした❕