【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 臨床検査に関する記述である
今日は人体の解説をしていきたいと思います❕
では、早速問題を見ていきましょう❕
臨床検査に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1)C反応性たんぱく質(CRP)の血中濃度は、炎症があると低下する。
(3)胆道が閉鎖すると、血中で間接ビリルビンが優位に増加する。
(4)臓器移植では、ヒト白血球型抗原(HLA)の適合を判定する。
(5)75g経口ブドウ糖負荷試験は、糖尿病網膜症の郵務を判断するために行う。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)C反応性たんぱく質(CRP)の血中濃度は、炎症があると低下する。
正しくは→上昇
解説
・正常な血液には微量しか含まれない
・体内で炎症や組織細胞の破壊などが起きると肝臓で生産され、血液中に流出し増加する
・症状の程度に比例して数値が上昇する
・炎症や感染症の指標として用いられる
正しくは→上昇
(3)胆道が閉鎖すると、血中で間接ビリルビンが優位に増加する。
正しくは→直接ビリルビン
(4)臓器移植では、ヒト白血球型抗原(HLA)の適合を判定する。〇
解説
適合性を判定する検査とは
・HLAタイピング
HLA型(白血球の型)を調べる検査です。HLAは自己と非自己を区別する目印であり、ドナーとレシピエン トのHLA型が一致するほど拒絶反応は起こりにくくなります。
・リンパ球交差試験
ドナーリンパ球とレシピエント血清を反応させ、レシピエントがドナーに対する抗体を持っているかどうかを検査します。リンパ球交差試験の結果はレシピエントの方がその臓器を提供してもらえるかどうかを決める際に重要なものとなります。
・HLA抗体検査
レシピエントが血清中にHLA抗体を持っているかどうかを検査します。
・移植関連検査
感染症検査などを実施しています。感染症はHBs抗原、HBc抗体、HCV抗体、HIV抗体、HTLV-1抗体に対応しています。
(5)75g経口ブドウ糖負荷試験は、糖尿病網膜症の有無を判断するために行う。
正しくは→糖尿病
解説
糖尿病網膜症とは
・網膜における毛細血管が破壊し、出血を繰り返す
・進行すると失明にまで至る
解答(4)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は35回の人体の解説をしました❕
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋
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