第32回 骨格筋量のアセスメント指標である(臨床栄養学)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(臨床栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
骨格筋量のアセスメント指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)肩甲骨下部皮下脂肪厚
(2)血中ヒスチジン値
(4)尿中アルブミン排泄量
(5)クレアチニン身長係数
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)肩甲骨下部皮下脂肪厚×
解説
肩甲骨下部皮下脂肪厚とは
・体脂肪量を反映する指標として用いられる
(2)血中ヒスチジン値×
解説
尿中3ーメチルヒスチジンは、筋たんぱく異化の程度を反映する指標として用いられる
解説
・正常な血液にはほんの微量しか含まれない
・体内で炎症や組織細胞の破壊などが起こると肝臓で生産され血液中に流出し、増加する
・症状の程度に比例して数値が上昇するため、炎症や感染症の指標として用いられる
(4)尿中アルブミン排泄量×
解説
尿中アルブミン排泄量とは
・腎機能の指標として用いられる
尿中のアルブミンが30mg/L未満であれば基本的には問題ありません。30~299mg/Lの微量値の場合は腎臓になんらかの障害を抱えていることが多く、なかでも強く疑われるのが糖尿病性腎症です。
(5)クレアチニン身長係数〇
解答(5)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋