管理栄養士のテキトー日記

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【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説  妊娠、分娩および乳汁分泌に関する記述である

今日は、人体の解説をしていきます❕

では、早速問題を見て行きましょう❕

 

 

妊娠、分娩および乳汁分泌に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

(1)妊娠0週0日は、受精卵が着床した日である。

(2)ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、黄体を退縮させる。

(3)インスリンは、母体から胎児へ移行する。

(4)オキシトシンは、子宮筋を収縮させる。

(5)プロラクチンは、射乳を起こす。

 

 

どこが間違っているか見て行きましょう❕

 

 

(1)妊娠0週0日は、受精卵が着床した日である。

正しくは→最終月経の開始日

 

 

(2)ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、黄体を退縮させる。

正しくは→黄体の機能を促進させる

解説

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)とはf:id:Ayamama:20211006131926p:plain

・妊娠期に多く分泌されるホルモン

胎盤からのプロゲステロン分泌開始まで黄体を維持し、黄体ホルモンの分泌を持続させ、妊娠を維持する

・妊娠の早期診断に用いられる

 

 

(3)インスリンは、母体から胎児へ移行する。

正しくは→しない

 

 

(4)オキシトシンは、子宮筋を収縮させる。

解説

オキシトシンとはf:id:Ayamama:20211006131926p:plain

・乳汁の分泌を促進させる

子宮を収縮させる

 

 

(5)プロラクチンは、射乳を起こす。

正しくは→オキシトシン

解説

(4)の解説と同様

プロラクチンとはf:id:Ayamama:20211006131926p:plain

・乳汁の産生、分泌を促す

プロゲステロンの分泌を促進させる

 

 

 

解答(4)

解説はここまでにしたいと思います。

分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔

今日は第35回の人体の解説をしました❕

 

では、次回の記事でお会いしましょう❕

以上、Ayamamaでした👋