第36回管理栄養士国家試験‼︎ ー水道法・陽性反応的中度の計算などー
こんにちは。Ayamamaです!
ひとつ前のブログに書いた通り、第36回管理栄養士国家試験の過去問を解いてみました!
とりあえず、社会・環境と健康を解きました。結果は、16点中7点。
解いてみた感想は「あーこの問題見た事あるなー」「うわー何やっけな💦」って感じです 笑
⭐️私が全く覚えていなかった部分⭐️
この4つについて私の勉強も兼ねてまとめたいと思います。
水道法について
- 水道水は、水道法の規定に基づき水質基準に関する省令で規定する水質基準に適合することが必要
- 2012年4月1日より、飲用以外に利用に伴う被ばく線量は極めて小さいことから、飲料水の新基準値である放射性セシウム10ベクトル/kgを水道水中の新たな目標値とすることになった
- 給水栓末端での消毒用塩素は塩素症不毒の有効性の指標となるため、一定量残留していなければならない(第36回の3問目に出題)
- 一般細菌は100個/ml以下であること
- 大腸菌は検出されないこと(←これもよく出題されてる気がする)
- 臭気・味に異常がないこと
- 遊離残留塩素は0.1mg/L以上であること
- pH値は5.8以上8.6以下であること
- カドミウムは0.003mg/L以下であること
- 水銀は0.0005mg/L以下であること
- セレンは0.01mg/L以下であること
問題
租死亡率と年齢調整死亡率の計算方法
租死亡率=死亡数/人口×1000
- 分母の人口を性や年齢などによって区別していない総人口で表した死亡率
- 1年間で1000人当たり何人が死亡したかを示す
年齢調整死亡率の直接法=(観察集団の年齢別死亡率)×(基準人口のその年齢ベル人口)の総和/基準人口の総人口
年齢調整死亡率の間接法=標準化死亡比×基準人口の粗死亡率
- 年齢構成の影響を取り除くため、都道府県別に死亡数を人口で除した年齢超死亡率が使用される(粗死亡率の欠点を補う)
- 人口動態統計をもとに1960年から5年ごとに算出されており、近年低下傾向を示している
- 男性は常に女性より高率
疫学研究について
生態学的研究
- 集団を対象として疾病のデータと暴露のデータを収集し、それらの関連を研究する方法
横断研究
- 最も基本的な研究
- 個人を対象にある時点での疾病の有無と疑わしい要因の有無を比較し関連を研究する方法
コホート研究
- 調査目的の疾病に罹患していない人を対象にして、ある要因に暴露した群と暴露していない群に分けてその後の疾病や健康障害の発生状況を調査・比較する方法(その後どうなるかを調査)
症例対照研究
- 調査目的の疾病に罹患している群と罹患していない群に分けて、ある要因に過去において暴露していたか暴露していなかったかを調査・比較する方法(過去に遡って調査)
介入研究
- 意図的に対象群を暴露させ、調査する方法
- 介入研究には、無作為(ランダム)化比較対象試験がある
無作為(ランダム)化比較対象試験
- 対象者に侵襲性を有する場合は、インフォームドコンセントが必要
- 対象者を乱数表やくじ引きで無作為に介入群と対象群に分け、対象者には介入群と対照群のどちらに割り付けられてかを教えない
- 介入群には評価しようとする治療や予防を実施、対照群には行わずに従来の治療やプラシーボ(偽薬)を与えて経過を追跡調する方法
問題
疫学研究の方法に関する説明と名称の組合せである。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 特定の一時点において、曝露要因と疾病の有無との 相関関係を分析する。ー横断研究
(2) 現在の疾病の有無と過去の曝露要因の有無との関係 について分析する。ーランダム化比較 対照試験(RCT)
(3) 現在、疾病 A を有さない集団を追跡し、曝露要因 の有無と疾病 A の発生との関連を分析する。ー症例対照研究
(4) 対象者を介入群と非介入群に無作為に分け、要因へ の曝露と疾病の発生との因果関係を検討する。ーコホート研究
(5) 複数の分析疫学研究の結果を量的に総合評価する。ー生態学的研究
解答(1)
陽性反応的中度の計算方法
陽性反応的中度
- 検査で陽性と判定された者のうち実際に疾病に罹っている者の割合=a/a+b
問題
疾病 A の有病率が 10% である 1,000 人の集団を対象に、疾病 A のスクリーニ ングテストを行った。疾病 A を有する者で陽性反応になった者は 90 人、疾病 A を有しない者で陰性反応になった者は 720 人となった。このスクリーニングテスト の陽性反応的中度を求めた。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 0.10
(2) 0.33
(3) 0.67
(4) 0.80
(5) 0.90
解答(2)
はい、こんな感じでまとめてみましたー‼︎
私が覚えていなかった計算方法などは、知っていたら確実に点数が取れる部分だと思うので覚えていた方が有利だなと感じました☺️
まー覚えるのめんどくさいんですけどね 笑
私が受けた国家試験と同じような問題がちらほらあったので、過去問を解いて理解していけば合格できると思います‼︎
学生の皆さんファイトー🔥
次のまとめはおそらく人体だと思います。
私自身人体が1番好きな分野だったので頑張りたいと思いまーす!
ではでは、次回の記事でお会いしましょー!
第36回管理栄養士国家試験を解いてみた‼︎2年ぶりに本気の勉強‼︎
こんにちは。一応、管理栄養士のAyamamaです。
タイトルにもある通り第36回管理栄養士国家試験を解いてみようと思います💪
まー何で過去問を今になって解いてみようと思ったかというと、ドラックストアで働き出して(管理栄養士ではなく一般従業員)「あ、これ何やっけ」?とか「あ、これ聞いたことあるな」など昔勉強してた事を思い出す回数が増えたからです‼︎
しかし卒業してから2年、、、管理栄養士として働いていない私は大学で勉強した事なんて忘れてる事でしょう、、、
そんな私は、どこまで解く事ができるでしょうか???
結果は、随時ブログに書きたいと思います!
解いてみて、今の私でも解説できそうな部分があれば解説のブログも書いていきたいなーと思ってます☺️
では、きっとコテンパにやられるであろう私の過去問の報告を楽しみにしてて下さい 笑