【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 女性生殖器疾患と妊娠合併症に関する記述である
今日は、人体の解説をします❕
では、早速問題を見て行きましょう❕
女性生殖器疾患と妊娠合併症に関する記述である。最も適当なのは、どれか。1つ選べ。
(1)子宮頸がんは、腺がんが多い。
(2)ヒトパピロ―マウイスル(HPV)ワクチンは、子宮体がんの予防に用いる。
(3)閉経後の肥満は、乳がんのリスク因子である。
(4)妊娠高血圧症候群の重症度は、浮腫の有無で分類する。
(5)妊娠中に発症した明らかな糖尿病を、妊娠糖尿病という。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)子宮頸がんは、腺がんが多い。
正しくは→丹平上皮がん
解説
子宮頸がんとは
・子宮の入り口付近である子宮頚部に発生するがん
・原因は、ヒトパピロ―マウイスル
・子宮粘膜を覆った丹平上皮に発生する丹平上皮がんと線組織にできる腺がんの2つがある
・丹平上皮がんが7割、腺がんが2割を占める
(2)ヒトパピロ―マウイスル(HPV)ワクチンは、子宮体がんの予防に用いる。
正しくは→子宮頸がん
解説
(1)の解説と同様
(3)閉経後の肥満は、乳がんのリスク因子である。〇
(4)妊娠高血圧症候群の重症度は、浮腫の有無で分類する。
正しくは→血圧、たんぱく尿
解説
妊娠高血圧症候群とは
・妊娠時に高血圧を認めた場合
・母体だけではなく、胎児発育不全、常位胎盤早期剥離、胎児機能不全など胎児にも影響することがある
(5)妊娠中に発症した明らかな糖尿病を、妊娠糖尿病という。
正しくは→明らかに発症した糖尿病ではなく、妊娠中に発症した糖尿病の基準に満たさない糖代謝異常
解説
妊娠糖尿病とは
・妊娠中にはじめて発見または発症した糖尿病に至っていない糖尿病代謝異常
・糖尿病と診断されている患者が妊娠した場合は含まれない
・2型糖尿病の発症リスクが高くなる傾向にある
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解答(3)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は第34回の人体の解説をしました❕
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋