管理栄養士のテキトー日記

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【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説  骨粗鬆症に関する記述である

今日は、人体の解説をしていきます❕

では、早速問題を見て行きましょう❕

 

 

骨粗鬆症に関する記述である。最も適当なのはどれkあ。1つ選べ。

(1)骨芽細胞は、骨吸収に働く。

(2)カルシトニンは、骨吸収を促進する。

(3)エストロゲンは、骨形成を抑制する。

(4)尿中デオキシピリジノリンは、骨形成マーカーである。

(5)YAM(若年成人平均値)は、骨密度の評価に用いられる。

 

 

どこが間違っているか見て行きましょう❕

 

 

(1)骨芽細胞は、骨吸収に働く。

正しくは→骨形成

解説

骨芽細胞とはf:id:Ayamama:20211006131926p:plain

・骨組織の表面にあり、新しい骨をつくる働きをもつ細胞

・骨の基質となるコラーゲンなどのたんぱく質を分泌し、これにハイドロキシアパタイトが沈着して骨組織が形成される

・古くなった骨を吸収する破骨細胞とともに、骨の代謝において重要な役割を果たす

破骨細胞と骨芽細胞のバランスが崩れると、骨粗鬆症などの疾患が引き起こされる

 

 

(2)カルシトニンは、骨吸収を促進する。

正しくは→抑制

解説

カルシトニンとはf:id:Ayamama:20211006131926p:plain

・血液中のカルシウム濃度を低下させる

・骨形成を促進させる

・骨細胞からのカルシウム流出を抑制するため骨粗鬆症の治療剤として用いられる

 

 

(3)エストロゲンは、骨形成を抑制する。

正しくは→促進

解説

エストロゲンとはf:id:Ayamama:20211006131926p:plain

・女性生殖器を発達させる

・子宮内膜を肥大させる

・乳腺を発達させる

排卵を促進させる

カルシウムが骨から溶け出すのを抑制する

 

 

(4)尿中デオキシピリジノリンは、骨形成マーカーである。

正しくは→骨吸収マーカー

 

 

(5)YAM(若年成人平均値)は、骨密度の評価に用いられる。

 

 

 

解答(5)

解説はここまでにしたいと思います。

分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔

今日は第34回の人体の解説をしました❕

 

では、次回の記事でお会いしましょう❕

以上、Ayamamaでした👋