第32回管理栄養士国家試験 嚥下障害の高齢者に適した調理法に関する記述である(応用栄養学)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(応用栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
嚥下障害の高齢者に適した調理法に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)バナナをつぶす。
(2)きゅうりを刻む。
(3)にんじんを柔らかく煮る。
(4)ジュースをゼリー状に固める。
(5)お茶にとろみをつける。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)バナナをつぶす。〇
(2)きゅうりを刻む。×
(3)にんじんを柔らかく煮る。〇
(4)ジュースをゼリー状に固める。〇
(5)お茶にとろみをつける。〇
解説
嚥下障害とは
・加齢に伴い、永久歯の喪失が起こり、咀嚼時の咬合力が低下する
・筋力の低下によって嚥下障害を起こし、誤嚥しやすくなる
嚥下障害の食事療法とは
・顎を上にあげて嚥下すると、誤嚥しやすい
・嚥下機能の状態応じて、軟食、きざみ食、ブレンダー食、ゼリー食(ソフト食)を用いる
・粘性の低い液体は、誤嚥を起こしやすい
・酸味の強いものは避ける
・直接訓練法は、嚥下障害に対するリハビリテーションの1つで、食物を用いて行う訓練。食形態はゼリー状のものから始め、段階を追って少しずつ普通食に近づけていく
解答(2)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋