第32回管理栄養士国家試験 更年期の女性に起こる変化である(応用栄養学)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(応用栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
更年期の女性に起こる変化である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)血清HDLーコレステロール値の上昇
(2)エストロゲン分泌量の増加
(3)黄体形成ホルモン(LH)分泌量の増加
(4)卵胞刺激ホルモン(FSH)分泌量の減少
(5)骨吸収の抑制
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)血清HDLーコレステロール値の上昇
正しくは→血清LDLーコレステロール値の上昇
(2)エストロゲン分泌量の増加
正しくは→減少
(3)黄体形成ホルモン(LH)分泌量の増加〇
(4)卵胞刺激ホルモン(FSH)分泌量の減少
正しくは→増加
(5)骨吸収の抑制
正しくは→促進
解説
・30歳を過ぎると全ての諸臓器は衰退の過程に入り、加齢とともに基礎代謝や各種適応力の減退、耐糖能の低下、血中総コレステロールや中性脂肪濃度の上昇、代謝能力の低下がみられる
・卵巣由来の卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌の低下
・脳下垂体前葉から分泌される、黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンの増加
・性腺刺激ホルモン放出ホルモンや副腎皮質ホルモンの分泌量の増加
・骨吸収の亢進
解答(3)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋