【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 消化器系の構造と機能に関する記述である
今日は人体の解説をしていきます❕
では、早速問題を見て行きましょう❕
消化器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)食道は、胃の幽門に続く。
(2)ガストリンは、胃酸分泌を抑制する。
(3)肝臓は、消化酵素を分泌する。
(4)肝臓は、尿素を産生する。
(5)肝臓は、カイミクロンを分泌する。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)食道は、胃の幽門に続く。
正しくは→噴門
解説
(2)ガストリンは、胃酸分泌を抑制する。
正しくは→促進
解説
ガストリンとは
・胃酸の分泌を促進させる
・食物の刺激により、胃前庭部のG細胞から分泌される
(3)肝臓は、消化酵素を分泌する。
正しくは→胆汁
解説
肝臓の働きとは
・栄養分を分解、合成して蓄えて送り出す
・胆汁をつくる
・有害物質を分解する(消化の途中で、体に有害な毒性のあるアンモニアが作られるため、これを無害な尿素に変えるほか、その他の毒素や細菌なども無害な物質へと変える)
(4)肝臓は、尿素を産生する。〇
解説
・(3)の解説と同様
(5)肝臓は、カイミクロンを分泌する。
正しくは→小腸
解説
カイミクロンとは
・小腸上皮細胞内において合成される
・食事由来の脂質を運ぶリポたんぱく質
・血漿中で最も大きなリポたんぱく質であり、脂質成分としては中性脂肪80~95%、その他にリン脂質、コレステロール、脂溶性ビタミンが含まれる
解答(4)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は第34回の人体の解説をしました❕
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋