第32回管理栄養士国家試験 離乳の進め方に関する記述である(応用栄養学)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(応用栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
離乳食の進め方に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)哺乳反射が活発になってきたら、離乳食を開始する。
(2)離乳を開始して1カ月を過ぎた頃から、離乳食は1日3回食にする。
(3)歯ぐきでつぶせる固さのものを与えるのは、生後9か月頃からである。
(4)はちみつは、生後9か月頃から与えても良い。
(5)卵は、卵白から全卵へ進めていく。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)哺乳反射が活発になってきたら、離乳食を開始する。
正しくは→減弱
解説
離乳の開始の目安とは
・生後5~6ヶ月頃が適当である
・首のすわりがしっかりして寝返りが出来る
・5秒以上座れる
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出す事が少なくなる(哺乳反射の減弱)
・食べ物に興味を示す など
(2)離乳を開始して1カ月を過ぎた頃から、離乳食は1日3回食にする。
正しくは→1日2回食
解説
・生後7~8ヶ月からは舌でつぶせる固さのものを与える
・離乳食は1日2回食にして生活リズムを確立していく
・母乳または、育児用ミルクは離乳食の後に与える
・授乳のリズムに沿って母乳は子供の欲するままに、ミルクは1日に3回程度与える
(3)歯ぐきでつぶせる固さのものを与えるのは、生後9か月頃からである。〇
解説
・生後9ヶ月~11ヶ月からは歯茎でつぶせる固さのものを与える
・離乳食は1日3回食にし、食欲に応じて、離乳食の量を増やす
・離乳食の後の母乳または、育児用ミルクを与える
・授乳のリズムに沿って母乳は子供の欲するままに、育児用ミルクは1日2回程度与える
(4)はちみつは、生後9か月頃から与えても良い。
正しくは→1歳まで与えてはいけない
解説
・はちみつは乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため1歳を過ぎるまでは与えない
(5)卵は、卵白から全卵へ進めていく。
正しくは→卵黄から全卵
解答(3)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
離乳食の進め方に関する記述は他の過去問にも出題されていたので確認してみて下さい❕
例えば
・生後7~8ヶ月頃(離乳中期)には、舌でつぶせる固さの食事を与える。「第34回管理栄養士国家試験」 など
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋