【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 恒常性(ホメオスタシス)に関する記述である
今日は人体の解説をしていきたいと思います❕
では、早速問題を見ていきましょう❕
恒常性(ホメオスタシス)に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(1)感覚神経は、自律神経である。
(2)生体にストレスが加わると、副交感神経が優位に活性化される。
(3)ヒトの概日リズム(サーカディアンリズム)は、約12時間である。
(4)体温調節の中枢は、視床下部にある。
(5)代謝性アシドーシスが生じると、呼吸が抑制される。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)感覚神経は、自律神経である。
正しくは→体性神経
解説
・感覚神経は末梢神経の1つ
・末梢神経は、自律神経・体性神経に分けられる
自律神経とは
・交感神経、副交感神経が含まれる
体性神経とは
・運動神経、知覚神経(感覚神経)が含まれる
(2)生体にストレスが加わると、副交感神経が優位に活性化される。
正しくは→交感神経
解説
・交感神経は、種々の機能を身体活動に適した状態にする(戦う時、逃げる時 など)
・副交感神経は、休息に適した状態にする(リラックス時など)
(3)ヒトの概日リズム(サーカディアンリズム)は、約12時間である。
正しくは→約25時間
(4)体温調節の中枢は、視床下部にある。〇
(5)代謝性アシドーシスが生じると、呼吸が抑制される。
正しくは→促進
解説
代謝性アシドーシスとは
糖尿病、飢餓、妊娠悪阻、腎不全、下痢、酸性薬剤の服用などが原因で、血液が酸性に傾いた状態
代謝性アルカローシスとは
アルカリ剤の過剰服用や嘔吐による胃酸の喪失などが原因で、血液がアルカリ性に傾いた状態
👇こちらにも代謝性アシドーシスの解説をしているのでチェックしてみて下さい👇
解答(4)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋
👇人体の解説が分かりやすいのでチェックしてみて下さい👇