管理栄養士のテキトー日記

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第32回管理栄養士国家試験  基礎代謝に関する記述である(応用栄養学)

こんにちは。Ayamamaです。

このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。

今日も第32回管理栄養士国家試験(応用栄養学)について解説していきたいと思います。

では、早速問題を見ていきましょう。

 

 

基礎代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)安静座位で測定する。

(2)男性に比べて女性が高い。

(3)環境温度に影響されない。

(4)低栄養状態で増大する。

(5)アドレナリンにより増大する。

 

 

どこが間違っているか見ていきましょう❕

 

 

(1)安静座位で測定する。

正しくは→安静仰臥位・覚醒状態において、快適な室温

解説

基礎代謝量とはf:id:Ayamama:20211006131926p:plain

・生命維持のために必要な最小のエネルギー消費量の事

・早朝空腹時に安静仰臥位・覚醒状態において、快適な室温で測定される

 

 

(2)男性に比べて女性が高い。

正しくは→低い

 

 

(3)環境温度に影響されない。

正しくは→影響される

解説

寒い環境下では高く、暖かい環境下では低くなる

 

 

(4)低栄養状態で増大する。

正しくは→低下

 

 

(5)アドレナリンにより増大する。

解説

甲状腺ホルモン、副甲状腺ホルモン(アドレナリンノルアドレナリン)

副腎皮質ホルモン(コルチゾール) などは基礎代謝を亢進させる

 

 

 

解答(5)

解説はここまでにしたいと思います。

分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔

基礎代謝に影響する主な因子をまとめておきます❕

・体表面積:基礎代謝は主として体表面積に比例する

・除脂肪体重:基礎代謝は、除脂肪体重に比例する

・性別:男性は女性よりも基礎代謝量が高くなる

・ホルモン:甲状腺ホルモン、副甲状腺ホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン)副腎  皮質ホルモン(コ ルチゾール) などは基礎代謝を亢進させる

・年齢:体重当たりの基礎代謝量は1~2歳で最高となり、以後減少する

・環境温度:基礎代謝は、寒い環境下では高く、暖かい環境下では低くなる

・体温:体温が1℃上昇すると基礎代謝は13%上昇する

 

 

では、次回の記事でお会いしましょう❕

以上、Ayamamaでした👋