第32回管理栄養士国家試験 ビタミンに関する記述である(基礎科学)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(基礎栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
ビタミンに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(2)ビタミンEの必要量は、飽和脂肪酸摂取の増加時に高まる。
(3)吸収されたビタミンB1の余剰分は、糞中に排泄される。
(4)ビタミンB6は、生体内の酸化還元反応に必要である。
(5)ビオチンは、生卵白中のアビジンと結合する。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
正しくは→ビタミンB1
解説
ビタミンAは、薄暗い所の視力や皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫機能を維持するします。
(2)ビタミンEの必要量は、飽和脂肪酸摂取の増加時に高まる。
正しくは→多価不飽和脂肪酸
解説
ビタミンEとは
・赤血球の溶血を防止し、抗酸化作用がある
(3)吸収されたビタミンB1の余剰分は、糞中に排泄される。
正しくは→尿中
解説
ビタミンB1とは
・糖質の代謝に関与する
・脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常に保つ
・消化液の分泌を促進する
・組織内で飽和すると、過剰分が尿中に排出される
(4)ビタミンB6は、生体内の酸化還元反応に必要である。
正しくは→ビタミンC
解説
ビタミンB6とは
・皮膚の抵抗力を高める
・神経の働きを正常に保つ
(5)ビオチンは、生卵白中のアビジンと結合する。〇
解説
ビオチンとは
・健康な皮膚を髪を保つ
・卵白中のたんぱく質アビジンはビオチンと結合し、ビオチンの吸収を阻害する
・腸内細菌からも合成される
解答(5)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
ビタミンに関する問題は他の過去問にも出題されていたので確認してみて下さい❕
例えば
・脂溶性ビタミンには、腸内細菌が合成するものがある。「第31回管理栄養士国家試験」 など
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋