第32回管理栄養士国家試験  血糖とその調節に関する記述である(基礎栄養学)

こんにちは。Ayamamaです。

このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。

今日も第32回管理栄養士国家試験(基礎栄養学)について解説していきたいと思います。

では、早速問題を見ていきましょう。

 

 

問題

血糖とその調節に関する記述である。正しいのはそれか。1つ選べ。

(1)グルコースの筋肉組織への取込みは、インスリンにより促進される。

(2)グルカゴンは、筋肉グリコーゲンの分解を促進する。

(3)組織重量当たりのグリコーゲン量は、肝臓より筋肉の方が多い。

(4)コリ回路では、アミノ酸からグルコースが産生される。

(5)脂肪酸は、糖新生の材料として利用される。

 

どこが間違っているか見ていきましょう❕

 

 

(1)グルコースの筋肉組織への取込みは、インスリンにより促進される。

 

 

(2)グルカゴンは、筋肉グリコーゲンの分解を促進する。

正しくは→肝臓

解説

グルカゴン:膵臓のランゲルハンス島A細胞から部分泌され、血糖値を上昇させる働きがあり、肝臓グリコーゲンの分解を促進させて、血糖値を上昇させる。

 

 

(3)組織重量当たりのグリコーゲン量は、肝臓より筋肉の方が多い

正しくは→少ない

解説

肝臓のグリコーゲン量:100g

筋肉のグリコーゲン量:300g

 

 

(4)コリ回路では、アミノ酸からグルコースが産生される。

正しくは→乳酸

解説

コリ回路とはf:id:Ayamama:20210219133120j:plain

筋肉への乳酸の蓄積を解消するため筋肉と肝臓間をグルコースと乳酸が循環する経路

・急激な運動時など筋肉への酸素の供給が十分でなくなると、グルコースが生じた乳酸が肝臓に運ばれ、酸化されてピルビン酸となり、グルコースとなって再び筋肉へ利用される

 

 

(5)脂肪酸は、糖新生の材料として利用される

正しくは→利用されない

解説

人のからだでは脂肪酸からの糖新生は行われません。

 

 

 

解答(1)

解説はここまでにしたいと思います。

分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔

血糖とその調節に関する問題は他の過去問にも出題されているので確認してみて下さい❕

例えばf:id:Ayamama:20210219133120j:plain

インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを促進する。「第33回管理栄養士国家試験」 など

 

 

以上、Ayamamaでした❕

では、次回の記事でお会いしましょう👋