管理栄養士のテキトー日記

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第32回管理栄養士国家試験  アミノ酸代謝の臓器差に関する記述である(基礎栄養学)

こんにちは。Ayamamaです。

このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。

今日も第32回管理栄養士国家試験(基礎栄養学)について解説していきたいと思います。

では、早速問題を見ていきましょう。

 

 

問題

アミノ酸代謝の臓器差に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

(1)イソロイシンは、主に骨格筋で代謝される。

(2)バリンは、主に肝臓で代謝される。

(3)グルタミン酸は、小腸で代謝される。

(4)腎臓では、グルタミンからアンモニアが産生される。

(5)フィッシャー比は、血液中の分岐アミノ酸と芳香族アミノ酸のモル比である。

 

 

どこが間違っているか見ていきましょう❕

 

(1)イソロイシンは、主に骨格筋で代謝される。

 解説

イソロイシンは、体たんぱく質を構成するアミノ酸が脱アミノされ、残った炭素骨格からケトン体が生成されるケト原性アミノ酸です。

 

(2)バリンは、主に肝臓代謝される。

正しくは→骨格筋

解説

バリンは、体たんぱく質を構成するアミノ酸が脱アミノされ、残った炭素骨格からグルコールを生成する事の出来る糖原性アミノ酸です。

 

(3)グルタミン酸は、小腸で代謝される。

 

(4)腎臓では、グルタミンからアンモニアが産生される。

 

(5)フィッシャー比は、血液中の分岐アミノ酸と芳香族アミノ酸のモル比である。

解説

フィッシャー比は肝機能低下の指標として利用されます。

 

 

解答(2)

解説はここまでにしたいと思います。

分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔

 

では、次回の記事でお会いしましょう👋

以上、Ayamamaでした❕