第32回管理栄養士国家試験 神経系疾患に関する記述である(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
問題
神経系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)ウェルニッケ脳症は、ビタミンB12欠乏で起こる。
(2)アルツハイマー病では、脳萎縮がみられる。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)ウェルニッケ脳症は、ビタミンB12欠乏で起こる。
正しくは→ビタミンB1
解説
ビタミンB12欠乏:悪性貧血、巨赤芽球性貧血
(2)アルツハイマー病では、脳萎縮がみられる。〇
解説
アルツハイマー病:脳が著しく萎縮していて、海馬、けつ前部、頭頂葉で異常が見られる疾患で、原因は不明です。
正しくは→保たれない
解説
アルツハイマー病は、見当識障害が見られ、いつとなく記憶障害は始まり進行すると失語、失行、失認、夜間の徘徊、失禁などが起こるようになります。
正しくは→みられない
解説
パーキンソン病:中脳にある黒質と呼ばれる部分の働きが何らかの原因で悪くなると脳内のドーパミンが欠乏し体の運動を円滑に行う事が出来なくなり、錐体外路症状をきたす進行性の疾患
解説
上記の解説と同様
解答(2)(5)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
神経系疾患に関する問題は第34回管理栄養士国家試験にも出題されていたので確認してみて下さい❕
例えば
・脳血管性認知症では、感情失禁がみられる。 など
では、次回の記事でお会いしましょう👋
以上、Ayamamaでした❕