こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
問題
循環器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)門脈を流れる血液は、動脈血である。
(2)肺動脈を流れる血液は、動脈血である。
(3)副交感神経の興奮により、心拍数は増加する。
(4)末梢の血管が収縮すると、血圧は上昇する。
(5)胸管は、左鎖骨下動脈に流入する。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)門脈を流れる血液は、動脈血である。
正しくは→静脈血
解説
静脈血:酸素の少ない血液
動脈血:酸素の多い血液
ちなみに過去の問題にも出題されています
・門脈を流れる血液は静脈血である。「第29回管理栄養士国家試験」
(2)肺動脈を流れる血液は、動脈血である。
正しくは→静脈血
解説
肺動脈:静脈血が流れており、大動脈の血管壁に比較して薄い。
(3)副交感神経の興奮により、心拍数は増加する。
正しくは→減少
解説
副交感神経の興奮により心拍数は減少し、交感神経の興奮で心拍数は増加します。
(4)末梢の血管が収縮すると、血圧は上昇する。〇
解説
血圧は心拍出量と末梢血管抵抗により変動します。心拍出量が増加する、あるいは末梢血管抵抗が上昇すると血圧は上昇します。
(5)胸管は、左鎖骨下動脈に流入する。
正しくは→左鎖骨下静脈
解説
リンパ管の本幹であり、下半身や腸管のリンパ管が集合した左鎖骨下静脈の部位で静脈に入ります。
解答(4)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
私は今日の問題のような動脈、静脈がどこを流れているのかなどを覚えるのが苦手でした💦苦手と感じている方も多いのではないでしょうか❔私は苦手な範囲は色んな過去問を解いて苦手意識をなくしました❕最新の第34回管理栄養士国家試験にも出題されていたので確認してみて下さい。
例えば
・僧帽弁を通る血液は、動脈血である。 など
では、次回の記事でお会いしましょう👋
以上、Ayamamaでした❕