第32回管理栄養士国家試験 疫学研究と倫理に関する記述である(社会・環境と健康)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(社会・環境と健康)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
問題
疫学研究と倫理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従う。
(2)研究参加の同意は、研究対象者から資料や生体試料を得る前でなければならない。
(3)研究対象者は、研究参加を一度同意すると撤回できない。
(4)研究対象者の個人情報は、適切に保護されなければならない。
(5)研究者は、継続して研究倫理に関する教育や研修を受けなければならない。
どこが間違っているか見ていきましょう❕
(1)研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従う。〇
(2)研究参加の同意は、研究対象者から資料や生体試料を得る前でなければならない。〇
(3)研究対象者は、研究参加を一度同意すると撤回できない。
正しくは→撤回できる
解説
研究者等は、研究対象者の個人の尊厳及び人権を尊重して疫学研究を実施しなければならない。と定められています。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/dl/02-02.pdf
(4)研究対象者の個人情報は、適切に保護されなければならない。〇
(5)研究者は、継続して研究倫理に関する教育や研修を受けなければならない。〇
解答(3)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日の問題は疫学研究の倫理指針で定められている原則が分かっていれば簡単に解ける問題ですが、どのような事が定められているか全て覚える時間はないと思います💦
なので、軽く目を通しておくだけでもこのような問題が出題された時は簡単に正解を導き出せると思います。
では、次回の記事でお会いしましょう👋
以上、Ayamamaでした❕