【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】の解説 骨粗鬆症に関する記述である
今日は、人体の解説をしていきます❕
では、早速問題を見て行きましょう❕
骨粗鬆症に関する記述である。最も適当なのはどれkあ。1つ選べ。
(1)骨芽細胞は、骨吸収に働く。
(2)カルシトニンは、骨吸収を促進する。
(3)エストロゲンは、骨形成を抑制する。
(4)尿中デオキシピリジノリンは、骨形成マーカーである。
(5)YAM(若年成人平均値)は、骨密度の評価に用いられる。
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)骨芽細胞は、骨吸収に働く。
正しくは→骨形成
解説
骨芽細胞とは
・骨組織の表面にあり、新しい骨をつくる働きをもつ細胞
・骨の基質となるコラーゲンなどのたんぱく質を分泌し、これにハイドロキシアパタイトが沈着して骨組織が形成される
・古くなった骨を吸収する破骨細胞とともに、骨の代謝において重要な役割を果たす
・破骨細胞と骨芽細胞のバランスが崩れると、骨粗鬆症などの疾患が引き起こされる
(2)カルシトニンは、骨吸収を促進する。
正しくは→抑制
解説
カルシトニンとは
・血液中のカルシウム濃度を低下させる
・骨形成を促進させる
・骨細胞からのカルシウム流出を抑制するため骨粗鬆症の治療剤として用いられる
(3)エストロゲンは、骨形成を抑制する。
正しくは→促進
解説
エストロゲンとは
・女性生殖器を発達させる
・子宮内膜を肥大させる
・乳腺を発達させる
・排卵を促進させる
・カルシウムが骨から溶け出すのを抑制する
(4)尿中デオキシピリジノリンは、骨形成マーカーである。
正しくは→骨吸収マーカー
(5)YAM(若年成人平均値)は、骨密度の評価に用いられる。〇
解答(5)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
今日は第34回の人体の解説をしました❕
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋
第32回 骨格筋量のアセスメント指標である(臨床栄養学)
こんにちは。Ayamamaです。
このブログを見てくださっている方に分かりやすい解説をするために私が国家試験を受ける前に勉強していた過去問を見ていきたいと思います。
今日も第32回管理栄養士国家試験(臨床栄養学)について解説していきたいと思います。
では、早速問題を見ていきましょう。
骨格筋量のアセスメント指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)肩甲骨下部皮下脂肪厚
(2)血中ヒスチジン値
(4)尿中アルブミン排泄量
(5)クレアチニン身長係数
どこが間違っているか見て行きましょう❕
(1)肩甲骨下部皮下脂肪厚×
解説
肩甲骨下部皮下脂肪厚とは
・体脂肪量を反映する指標として用いられる
(2)血中ヒスチジン値×
解説
尿中3ーメチルヒスチジンは、筋たんぱく異化の程度を反映する指標として用いられる
解説
・正常な血液にはほんの微量しか含まれない
・体内で炎症や組織細胞の破壊などが起こると肝臓で生産され血液中に流出し、増加する
・症状の程度に比例して数値が上昇するため、炎症や感染症の指標として用いられる
(4)尿中アルブミン排泄量×
解説
尿中アルブミン排泄量とは
・腎機能の指標として用いられる
尿中のアルブミンが30mg/L未満であれば基本的には問題ありません。30~299mg/Lの微量値の場合は腎臓になんらかの障害を抱えていることが多く、なかでも強く疑われるのが糖尿病性腎症です。
(5)クレアチニン身長係数〇
解答(5)
解説はここまでにしたいと思います。
分からなかった部分や間違った部分は理解出来たでしょうか❔
では、次回の記事でお会いしましょう❕
以上、Ayamamaでした👋